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必死剣 鳥刺し

私、藤沢周平作品、結構好きなんですよねー(笑)合うんです、たぶん。

全作品見ているわけではないのですが、今でも(勝手に)「たそがれ清兵衛」が一番良いと思ってます(笑)刀の使い方というか、真田さんの渋さにヤラれました(笑)佇まいが群を抜いて美しい(*^^*)清兵衛さんの表情にはキュンとさせられ…(笑)最後の殺陣のリアリティも凄いですし、画面から生活臭がしてくるような色使いも凄い。。他の作品ではここまで描けてないのではないかな??宮沢りえもキレイでしたねー。貧乏でも、温かい家族があるっていうのも良いです。

今回の作品もそうですが、藤沢周平って、武家社会の中にある理不尽さを描きますよね。それが、主人公(剣豪だったりします)に降りかかるのですが、クライマックスになると、激しくもどこか静謐な殺陣の中に透けて見える「武士たる者…」というポリシーというか、生き様に凄みを感じさせます。悲劇だったりするので、簡単に「カッコいい」という言葉を使えない重みがそこにはある。「命のやり取り」ですからね。

この作品の主人公は、結局上の者にうまいこと利用されていたわけですが、密かに主人公の事を思い続けていた姪とのやりとりにもジーンとさせられ、不覚にも泣いてしまいました(笑)

肝心な殺陣ですが、ちょっとオーバー過ぎたかなぁ…。「たそがれ清兵衛」くらいで私はちょうど良いです。
by fresh-mango | 2013-05-05 18:30 | 映画を楽しむ(アート系以外) | Trackback | Comments(0)

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by mango