リトルプレス
2013年 08月 03日
注文していたリトルプレスが到着!
手前から、「たびのほん」「さんぽのほん 秋」「ごみのほん」。いずれもかわしもよう子さんによるもの。
冊子デザインというより(もちろん素敵なのですが!)、この人の世界観に惹かれたのでした。リトルプレスはつくり手の意思で、企画から制作までを行なうものなので、普通に出回っている本や雑誌以上に、「この人(=つくり手)に出会った」という感じが強いような気がします。
↑「ごみのほん」には、植物の種がおまけについてきました☆冊子を包む透明のビニール袋の中に、小さな花びら(?)が何枚か入っている!粋だ。
かわしまよう子さんを知ったのはこの本がきっかけ。
パラパラ読んでいたら、かわしまよう子さんの「ごみのほん」が目に飛び込んできて、「ごみ」をこんな風に扱った雑誌とか見たことないなーと思いました。
実際に読んだ率直な感想は、もう少し、詩のような形でゆるゆる語っていただいた方が、すうっと心の中に染みていったかも…(^^;)ですが。。「ごみデザイン」を際立たせるような写真にインパクトがあり、それだけで、「これはホントにごみ?」って考えさせられるので。。「ごみのきもち」を代弁していただきたかったというのが、正直なところかも。。偉そうに言ってしまいましたが、これはケチではなく、かわしまさんへの期待の高さの表れと思っていただけたら嬉しいです(><)さんぽしながら、ごみのことも真剣に考えられるだけで素晴らしいことですから。
かわしまさんからのメッセージで一番印象に残ったのが、「たびのほん」にある一文。
私はこれからまた、竹富島の砂の上を歩きに行こうと思っている。このとき「聞きたいこと」を何一つ口に出さなかったのは、竹富はたんなる観光の島ではなくて、昔からふつうに暮らしを続けてきただけの、ふつうの島だと思ったからだ。
この号は、竹富島の生活に寄り添うかのような写真も付いていて、なかなか素敵です。
沖縄かぁ~…。観光地としては海のイメージが強いですが、御嶽(ウタキ)に行ってみたいなと個人的には思っています。御嶽を撮りつつ、島の生活に触れられる写真も撮る…撮れたらいいなー(妄想)!前回の美術手帖がちょうど、沖縄を含めた日本の古代信仰について触れられていたので、沖縄はちょっと気になる土地です。
話が逸れてしまいましたが、今回のリトルプレスは、京都にある恵文社さんで頼みました。
素敵な包装もありがとうございました☆
※かわしまよう子さんのホームページはこちら。
by fresh-mango
| 2013-08-03 21:15
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