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ダメをみがく

ダメをみがく: “女子”の呪いを解く方法

津村 記久子 / 紀伊國屋書店

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タイトルは『ダメをみがく』となってますが、全然ダメとは思いませんでした…(笑)世の中の風潮に流されず、地に足をつけて、等身大の自分を生きようとする女性2人に勇気を貰えたような気がします。

「仕事編」と「生活編」に分けて対談されているのですが、

仕事編では、

前にちょこっとお話した「『メンタルから変えていく!』じゃなく、ペンを替える」のお話ももちろんですが、

「他人を使ってガス抜きするやつから逃げろ」が秀逸でしたね。というか、励まされました(笑)

人のダメだしばかりし、それで徒党を組むような小さな職場で働いてたことがありますが、そういう人たちに交じらず距離を置いてたのは正しかったのだと思えたのでした(*^v^)/距離を置かないと「窒息死」してしまいそうだったのもありますが(笑)小さい職場だからこれはホント大変でした(汗)しかも、プライベートにも土足で踏み込んでくるという…。批判する側にも一理あるけれど、「この人はダメだ」という共通理解で固まると、批判する側が「正義」になったように見えても、そうやって批判することで「仕事の手を休めてる」んだよなと感じるので、正直イライラしますから。

「ダメな時期がいつ来てもいいように、他人のダメも生温かく見守る」

これは大事だと思いますよー。たとえ仕事にプライドを持っていても、何らかの事情で仕事にすべてをかけられなくなった時、「非常口」があった方が絶対良いかと!「バリキャリ」じゃない、ゆるゆるな(頭が?)私は他人の「仕事のダメな時期」を非難できる立場じゃありませんので☆

「自分の調子がいい日の行動パターンを知る」

では、賢い気分転換法を知ったような気がしました♪職場帰りの寄り道とか、いろいろ工夫したくなります。自分をだましだましやってくのは意外に大事だったりします。

「得意なこと、できることを伸ばすことが自分を助ける」

結局、これが自分を生かす道のような気がしますねー。。無理に欠点を直そうと思っても、長年しみついたものはそう簡単に直せない…(苦笑)

生活編は、

「『私のこと好きな男なんて、すてきな人じゃない』という呪い」

の話も感動しました(笑)東京R不動産を例えにして言ってるんですが、一見「不良物件」でも必要とする人は居るという…。

あと、人間関係の鉄則なんではないかと感じたのが、

「ネタなしに人に会わない」

ネタがない時は外歩きとかもためになる。

「ダメなときには人に会わない」

「メールとか手紙みたいに残るものは慎重にします」

でも、対談にあるように「〇〇の良さが分かった!」などと突然来るメールはステキ!

自分をコントロールするためにも
「ポンコツでないふりをすることにエネルギーを費やさない」

もいいんなぁ…。「ポンコツやったらもう自分はポンコツと認めて、ポンコツをどう操作していくかを工夫する」!
これは次の

「『普通の人と普通の結婚がしたい』という呪い」

に繋がってて、ほほーぉとなります。。「不器用でも外に出ていける。」「無償の味方がいる感覚」が持てる方を重視したいですね~…。あ、「一人遊びが下手な人は結婚したほうがいいかも」だそうです。

「人は、自分のことばっかり考えてるだけでも生きていけないんですよ」

では、さらに、「べつに何を見守ったり、気に掛けていても良いと思うんですけど、そういうものがうまく自分で見つけられずに、欲求を持て余していたり、人がそういう欲求を持っていることすら気づいていない人ほど、家族みたいな決定的なものをつくったほうがいいんじゃないかなあ」と仰ってました~。
by fresh-mango | 2013-08-15 19:12 | Trackback | Comments(0)

はじめまして!好きなこと・素敵なものをいろいろ載せていきたいと思います☆


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