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ディス/コネクト(原題:DISCONNECT)

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脚本がよく練られていて、とても面白い映画でした。中々の秀作★★★★。

初め、「ディス/コネクト」を‘THIS CONNECT’だと勝手に思い込み(コネクトは名詞でないことを忘れてました…汗)、ネット犯罪の犯人を見つけ出す「サスペンス」だと思っていたのですが、SNSは人と人とを結びつけるきっかけにすぎず(本当の関係を結んでないのでまさにdisconnect)、実際は親子、夫婦、学校の同級生…etc.が抱える問題をあぶり出し、彼らは再びconnectできるのか…?という「ドラマ」でした。

登場人物一人一人の人物造形に説得力があり、現代社会が抱える問題を反映しているので、見ごたえがあります。終盤の、今まで結びつかなかった人々がconnectする瞬間、そして、親子の絆、夫婦愛、事件のきっかけとなった悪質ないじめの問題などが一つにconnectする瞬間がとても良かったです!

SNSの付き合い方次第で、日常があっという間に変わる現実を直視するきっかけを提供した映画だと思います。

役者さんに関しては、ジェイソン・ベイトマン(「マイレージ・マイライフ」でジョージ・クルーニーの上司を演じました)が、いじめに遭った息子の事件の真相に迫ろうとする悩める父親を好演。「マイレージ~」の時とは全く違う繊細な演技である上に、ブラッドリー・クーパーにも見えてきたのでびっくり(笑)中盤から凄みを感じさせたアレキサンダー・スカルスガルトも〇。ただ、スカルスガルトさんは背がかなり高い(190cm)ので、しがないサラリーマンには無理があるかな…と思いましたが(笑)加害者の少年役の子も良かったなー。

久々に良いドラマを見たなというのが正直な感想です。
by fresh-mango | 2014-12-11 23:11 | 映画を楽しむ(アート系以外) | Trackback | Comments(0)

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