ピアノ奏法―音楽を表現する喜び

井上 直幸/春秋社

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少しでもいい演奏が出来ればと思い、かなり昔に買った井上直幸さんの『ピアノ奏法』。良い演奏とは何か、練習はどうしたら良いのか、表現のためのテクニックにはどんな種類があるのか…。易しいことばで具体的に語られるので、とても勉強になります☆最近この本が家にあることを思い出し、大急ぎで読んだのでした(汗)DVDは持ってないので、速攻で注文しました…(笑)!

趣味でピアノをやっているレベルでは、なかなかまとまった知識を得る機会がないと思うのですが、この本では、ピアノのタッチなど一つ一つ解説してあるので、自分でどんな演奏を今しているのか、またどんな演奏方法が他にあるのかはっきりと意識でき、ちゃんとついていければ「表現の引き出し」が増えるような気がします。

ペダリングの①打鍵の前から踏んでおくというところで、「ハンマーが弦を打った瞬間、すぐに倍音が得られ、硬さのないみずみずしい響きが空間を満たします」とありましたが、ズバリ、ドビュッシーの「月の光」の弾き始めでやっていることなので、この曲のペダリングで気を付けていることを挙げるとするならば、まずこれが思い浮かぶようになりました(笑)レッスンのなかで、先生がサラッと説明してくれたのかもしれないのですが、もう記憶の彼方でしたね(汗)実際に、聞いている人に瑞々しく聞こえているかは別問題ですが、「柔らかい音をどうやって出すのか」という質問に、このように答えられたら良いなぁ012.gif

打鍵についても、例えばレッスンで「そこはもっと強く打鍵!」と言われた時に、自分の中で「こういう音を出したいから打鍵をこうしたいのですが…」という考えがあるのとないのとでは、曲の出来が変わってくるのではないかと思いました。まぁ打鍵については弾きやすい曲と弾きにくい曲があるように感じるんですけど(指が太くがっしりしている人はブラームスとか)、どうなんでしょう。。


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サークルの日が近づいてきました042.gif

曲目は、グラナドス アラベスカ(ボレロ)(「12のスペイン舞曲」より)と、ショパン「別れの曲」 (複雑な中間部の前まで 笑)です。

「別れの曲(エチュード Op.10-3)」
ショパンを弾くのは正直苦手意識があるのですが、このシーズンにピッタリかと思い、選曲しました…!うちにある楽譜は若干編曲してあって、複雑な中間部の前までなので弾きやすいのでした(笑)全部弾けたらカッコいいと思うんですけどね、難しすぎて弾く気が起こらず…。楽譜開いたら、速攻で閉じます…(笑)ピアノピースの表記「F(上級上)」ですからね(笑)「革命」とか弾けるレベルですよ…。

音が飛び出て、弾き急いでいる箇所もありますが、全体的なテンポ、音楽の揺さぶり方、音の膨らませ方が素敵だと思います。70小節目のソ♯の音が素晴らしい!

グラナドスのアラベスカ(全音の楽譜では「ボレロ」)は、前からいろいろ言っているので記事を読まれている方はもうお分かりかと思いますが(笑)、今回初披露します(> <)

ピアニストの演奏を聴いてると、強弱のつけ方などが素敵で、なんて豊かな世界なんだろう!とウットリするのと同時に、「自分が弾くアクセント記号のついた音、もっと『立った音』にならないのかな…」などと残念な気持ちにもなります(泣)!!単に強い音というより、「立った音」が欲しい…。上手く言えませんが…。その「立った音」の次にやってくる音も、もっと表情を付けたい…。自分の演奏にケチを付けたらキリがない…008.gif

ピアノの先生に見てもらえるのなら、先生からいろいろアドバイスをもらえそうですが、全部自分でというのはキツイ!弾きたい気持ちの方が強いので、何とかやってますけど!

グラナドスの「スペイン舞曲」は、実はこの最後の曲以外にも挑戦したい曲があり、7番目の「バレンシアーナ」なんかは夏に弾いたら最高だろうなと思います。スペインの踊りを表現したリズムに、カラッとした明るさを感じさせる素敵な一曲です。16分音符をどこまで華麗にこなせるか心配ではありますが(笑)8番目の「サルダーナ」も
華麗な曲で気に入ってますが、出だしで「これ、どう弾くんだろ…」で止まってしまいました(笑)音域広くて弾きにくそうですし、左の音をどう残せばいいのやら?

改めて、ラローチャの演奏を張り付けておきます!因みに自分が弾く「アラベスカ(ボレロ)」のテンポはこれよりゆっくりめです。

グラナドスの「スペイン舞曲」で、f(フォルテ)の音の豊かさ(特にペダルを使った音)に改めて気づかされたので、これからも前向きにいろんな曲を弾いていきたいと思います!


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フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

小林 章/美術出版社

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前回の記事でドイツのタグ(?)に触れたので、それに関連しておススメの本を紹介したいと思います♪

今回ご紹介するのは書体デザイナー小林章さんによる、『フォントのふしぎ』。

本の帯にある「ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」はもちろんのこと、ヨーロッパの街で見かける文字はどんなフォントで表記されているのか、そして、合字など洋書を読むときにも必要となる知識も得られる本です。語り口調なのでスイスイ読めますよ。

フォントの本は、実際にデザインする人向けの本(テクニカルな本)が多く、それを生業としない人間には敷居が高いように感じていましたが、この本は実際に現場で撮った写真が豊富なため、「街歩き感覚」でフォントや欧文のことが学べます。

欧文の文字の美しさにはちゃんと根拠があることが分かりましたが、一番興味を引いたのは、最終章の「意外と知らない文字と記号の話」でした。

ただ「視覚的にカッコいい文字」があれば良いという話ではなく、国や時代が異なると、表記の仕方が変わるということ。

文字デザインについて普段意識しない分(文字が読みにくい形でデザインされていたら、本を読み進めることはできません)、文字の形だけではなく、表記についても深い知識がないと、フォントは成り立たないことを思い知らされましたし、表記の違いが分かると、その国や時代にも触れられるので、奥の深い世界なのだと感じました。

欧文をただ眺めるだけでは物足りないという方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です!


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前に、テラリウム…? で紹介したunicoの「テラリウム カーサ」に、造花(ミニョンリーフピックとポンポンシキミアバンドル)を入れてみました。本格的な春はまだまだ先ですが、雪解けが進んでいるので、気分だけは春♪

造花に見えないように、英字新聞を花瓶に見立てて包んでます(茎を隠したかった)。
横にある「02」は、AVERY ZweckformのNummernblock 868の一枚。数字のかすれ具合が良いんですよ(笑)ただ、ドイツ語で書かれているようで、説明書きが読めない(涙)

今回のテーマ(?)はヨーロッパの街角。朝マルシェでお花を買って(何故かドイツではなくフランスという設定)、それをポンとこの入れ物に入れてみたという妄想が詰まっております(笑)

「テラリウム」として全然使ってない私(笑)
ホントは、テラリウムより、茶室に合うシンプルな生け花やミニ盆栽(苔玉)に興味がある私(笑)興味があっても枯らせちゃいそうですが…。。
部屋が北向きで陽が入らないのでこういうことに…。

部屋が和風ではないから、良いってことで…(^ ^;)

※今回購入した造花は、アーティフィシャルフラワーブランド「MAGIQ」さんのものです。


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ピアノの練習です。あっという間に1時間が過ぎ去っていきます。

今日は、次回披露する曲と好きな曲を交互に弾きつつ、指の練習としてハノンをやるという流れでした。

ピアノを習っていた頃は、曲を弾く前に、まずハノンとチェルニーをやっていたのですが、今はいきなりハノンというのがどうも辛い(笑)
曲を弾いて、「あ、指動いてないや」という自覚があってはじめて、ハノンをやる方が、いい練習ができる気がしています。あくまでそんな気がしているだけなのですが…。好きな曲を冒頭に持ってくることで、気持ちも上がってきますしね。
あとは、指を温めるために、パキパキ指を動かすソナタをやったりもしましたねぇ。

長時間ピアノに向かえたことがとにかくうれしい。
サークルのおかげ。
発表って緊張しますが、発表があってナンボなのかも。発表するから、練習するんだよな。
ホントはちゃんと習いたい…。

好きな曲を弾くときは、大概ドビュッシーの「月の光」を入れます。
中学2年生の時に初めて弾いてから、かなり経ってますが、飽きたことは一度もないです(笑)

飽きないのは、他の作曲家にはないものがあるからだと思います。

何ていうのかな、
余計なことを考えずに、ただ楽譜に身を任せていれば、個人的な感情を超えた「何か」にアクセスできる気がする。
「心の無重力状態」を楽しめるというか。
音符をなぞっただけで、月の光に照らし出されたもの、気配に触れられるというか。

この曲を聴いているだけなら、「華やかな音楽の中に、儚さや切なさもある」とか「ロマンティックな曲」といった感想を持つのですが、
弾いている時は、「切なく弾こう」とか「ロマンティックに」とか一切考えられない(抑揚をつけて弾くピアニストが苦手だったりします)。
「心を無にして弾いた結果、そんな風に聞こえた」というのが理想です。本当に弾けたときは、そんな境地なのかなぁ…。

おばあちゃんになっても、ピアノは弾き続けたいなぁと思う、今日この頃です。


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