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マイケル・ケンナ写真展~風景に刻まれた記憶

今日は、札幌宮の森美術館まで足を運び、マイケル・ケンナさんの写真展(主に北海道の写真)を見てきました♪




実は、宮の森美術館へ行くのは今回が初めて。地下鉄東西線「円山公園」駅で降りて、JRバス荒井山線「宮の森シャンチェ前」行きバスに乗車し、「宮の森1条10丁目」で下車して、徒歩3分のところにあります。徒歩3分のところにあるのに、地図を読み間違えて、また迷ってしまいましたが(反対方向を歩いていた…)

マイケル・ケンナさんの写真は、PC版のブログでリンクを貼っていますが、実際見るのとでは、やはり質感が違います。柵一つ取っても、これは彫刻?と思わせるほどのもの。静かで、神々しさまで感じられる写真でした。

ものの形・並び方へのこだわりが随所に見られ、(本人がDVDで仰っていることと関わってくると思いますが)恐らく、生まれ故郷の工業地帯で見た工場などの構造との繋がりがあるのではないかと感じました。よく見ると、抽象的な写真(抽象画?)なんですよ。写真を見ていると、自然のものなのか、それとも、人工的に作った「彫刻」なのか分からなくなる所が面白いですね。そういう意味でも、工場の写真も見せて欲しかったなぁ(廃墟系でも)…。

一番驚いたのは、北海道の風景で見た鳥居の風景が、同じようなトーンで、本州の写真でも見られたこと。何なんだろう、この繋がりは…。ミュージアムショップにあった写真集で念のため確認してみると、海外の写真のなかにも、(もちろん、鳥居はありませんが)同じような構図の風景がある。日本でも海外でも、同じような目線で被写体を見ているということなのでしょうか。北海道の雪原に現れる被写体を、ケンナさんは、白紙に書かれた漢字のようだと仰ってましたが…。

マイケル・ケンナさんの写真、欲しくなりました☆

北海道の神域も気になるな~。
by fresh-mango | 2010-05-30 21:51 | アート・デザインを楽しむ | Trackback | Comments(0)

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by mango