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アメリカン・ヒストリーX

有名なのに今まで一度も見てなかった作品。

ラストが悲しいけれど、憎しみの深さに説得力が出て良かったと思いました。人種差別の話に、ネオナチの兄弟愛を組み合わせているところがミソ。

でも、何かが足りない映画…。良質な作品であることには間違いないのですが。

エドワード・ノートン演じる“ネオナチグループのカリスマ”デレクと、家族の話が絡み合うことで、「人種差別」の根本である「憎しみ」が上手くあぶりだされていると思うのですが、、刑務所から戻ってきたデレクの、「何か憑き物が落ちたような感じ」(すっかりいい人になっている)をどう評価するか、デレクを崇拝する弟がどうしてああなれたのか、ココがちょっと弱いような気もします…;刑務所での出来事が白人・黒人社会の矛盾を突いていたのは分かるのですが、、、

エドワード・ノートンは、ライアン・ゴズリングもそうですが、目の演技が上手いですね。怖い目が特に(ゴズリングは真顔が怖い)。あと肉体美がすごいです(笑)
Commented by sukakichi2 at 2014-01-18 15:01
エドワード・ノートン、いい役者さんですね。
けっこう好きな俳優で、いくつか映画を見ています。
異常性とか極端な二面性などを演じる時の魅力はたまりません。
おっしゃるとおり、目の表情に出てくる凄みは素晴らしいですね。

この映画では、路肩の縁石をくわえさせて脅すシーンが、なぜだか
とても印象に残っています。
Commented by fresh-mango at 2014-01-18 23:53
sukakichi2さん

エドワード・ノートンお好きなんですね^^
『ダウン・イン・ザ・バレー』のノートンが怖かった記憶があります。。素朴でナイーブな青年かと思っていたら、どこか歪んでいて、秘めた狂気というものを持った役でした。

>目の表情に出てくる凄みは素晴らしいですね。
目の印象で雰囲気がガラッと変わりますよね。悪役も上手いです。

>異常性とか極端な二面性などを演じる時の魅力はたまりません。
ライアン・ゴズリングもおススメです(笑)私は「Drive」という映画で初めて知ったカナダ俳優ですが、彼の演技力には結構衝撃を受けました。目の表情はもちろん、ドライブグローブをはめるだけで、その場の空気が凍るような怖さが…。因みに「Drive」は場面場面で沈黙の意味が変わって、静かだけれどとても見ごたえのある映画です。

>路肩の縁石をくわえさせて脅すシーン
ありましたね~。私は警察に捕まる時に、弟にフッと笑顔を見せた表情に、「これぞノートン!」って思いました(笑)
by fresh-mango | 2014-01-17 18:08 | 映画を楽しむ(アート系以外) | Trackback | Comments(2)

はじめまして!好きなこと・素敵なものをいろいろ載せていきたいと思います☆


by mango