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セッション(原題:Whiplash)

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えーと…。まず。これは音楽映画なのでしょうか…(^^;)?

何というか、「スポ根」だなと思いました。

いや、映画としては面白かったんですよ。緊張感が最後まで持続してだらけるところが全然ない。「教授を見返してやりたい」「認められたい」という思いにグッときてしまいますし、最後のドラムソロは、主人公が今までのすべてを出し切ったという感じが伝わってきて、迫力がありました。もうね、音楽が好きとか嫌いとかそんなことは超越してましたね。

音楽映画、教育映画(?)として見てしまうと、辛いものがありますね…。

音楽映画として見た時に一番辛いのは、「楽器を投げる」という行為。これはアカン!!たまにプロのスポーツ選手でもラケットを投げるとかありますが、見苦しいですし、「八つ当たり」なんてしてほしくない。パフォーマンスで楽器を投げてるんじゃなくて、ただ自分のくやしさを楽器にぶつけてる(というか殴ってるみたい)だけですからね。

ジャズのことはよく分かりませんが、あんなにドラムだけが目立っていいものなんでしょうか…?(←音楽的なことで大きなハテナ)ドラマーが主人公だからOK?単なる演出だから無視して良い?

あと、テンポの練習にメトロノームは使わないのでしょうか…??クラシックならメトロノーム使うけどなぁ…。「機械に頼るな!身体で理解しろ!!」(by.フレッチャー教授)ということでいいのでしょうか?

本番迎えているのに、メインのドラマーが暗譜してないっていうのも「え??」って感じ。。

譜面をめくるだけの人がステージに居るの(? ?)

教育映画として見たら、フレッチャー教授は底意地悪い先生にしか見えなかったのですが…。「しごいて、生徒を究極の高みへと導く」とは到底思えません。。自殺者出している時点でアウトでは…。訴えられる覚悟をせずに、主人公に恥をかかせるなんて…。ありえないです。

いろいろ物議を醸しそうな作品ですが、パワーのある作品だと思いますので、見て損はないかと思いますよ!
by fresh-mango | 2015-09-25 00:46 | 映画を楽しむ(アート系以外) | Trackback | Comments(0)

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by mango