二ツ星の料理人(原題:BURNT)
2016年 11月 09日
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う~ん…正直期待外れ★★☆☆☆すみません。。
物語の進め方もキャラクター造形もなんだか取ってつけたような感じがしてしまいました…。
肝心なシーンに全く説得力がないってどういうことでしょう…。
ネタバレになりますが、
ラストの方で、主人公がスーシェフに「仲間を信じて」と言われ、厨房で穏やかな態度を取るようになるのですが、
その仲間の描写がないため、「主人公はなんでそんな180度違う態度をいきなりとれるんだ?」と思ったのでした。。
料理を作るシーンも荒々しすぎて、残念ながら美しさを感じませんでしたね。。なんというか、料理というより物体を見てるという感じ。厨房というのは時間との闘いで、戦場のような場所というのを表現したかったのかもしれませんが(だから前回軍人役だったブラッドリー・クーパーを起用したのか?)…。
ミシュランの調査員が来たと勘違い…というのも、ガッカリ度をさらに高めただけでした。ミシュランの調査員の前で失敗って、彼の人生の中では、完全に挫折なわけですよね。「自分の厨房での振る舞いに問題があったのでは」などと反省する機会になったはず。ここからどう持ち直すかが見どころのような気がするんですけど、そうはならなかったですねぇ…。
主人公の借金の話、あれは必要だったのか…?謎。
by fresh-mango
| 2016-11-09 00:02
| 映画を楽しむ(アート系以外)
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