出かけない日は…
2017年 03月 04日
ピアノの練習です。あっという間に1時間が過ぎ去っていきます。
今日は、次回披露する曲と好きな曲を交互に弾きつつ、指の練習としてハノンをやるという流れでした。
ピアノを習っていた頃は、曲を弾く前に、まずハノンとチェルニーをやっていたのですが、今はいきなりハノンというのがどうも辛い(笑)
曲を弾いて、「あ、指動いてないや」という自覚があってはじめて、ハノンをやる方が、いい練習ができる気がしています。あくまでそんな気がしているだけなのですが…。好きな曲を冒頭に持ってくることで、気持ちも上がってきますしね。
あとは、指を温めるために、パキパキ指を動かすソナタをやったりもしましたねぇ。
長時間ピアノに向かえたことがとにかくうれしい。
サークルのおかげ。
発表って緊張しますが、発表があってナンボなのかも。発表するから、練習するんだよな。
ホントはちゃんと習いたい…。
好きな曲を弾くときは、大概ドビュッシーの「月の光」を入れます。
中学2年生の時に初めて弾いてから、かなり経ってますが、飽きたことは一度もないです(笑)
飽きないのは、他の作曲家にはないものがあるからだと思います。
何ていうのかな、
余計なことを考えずに、ただ楽譜に身を任せていれば、個人的な感情を超えた「何か」にアクセスできる気がする。
「心の無重力状態」を楽しめるというか。
音符をなぞっただけで、月の光に照らし出されたもの、気配に触れられるというか。
この曲を聴いているだけなら、「華やかな音楽の中に、儚さや切なさもある」とか「ロマンティックな曲」といった感想を持つのですが、
弾いている時は、「切なく弾こう」とか「ロマンティックに」とか一切考えられない(抑揚をつけて弾くピアニストが苦手だったりします)。
「心を無にして弾いた結果、そんな風に聞こえた」というのが理想です。本当に弾けたときは、そんな境地なのかなぁ…。
おばあちゃんになっても、ピアノは弾き続けたいなぁと思う、今日この頃です。
by fresh-mango
| 2017-03-04 00:42
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