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井上直幸 ピアノ奏法~音楽を表現する喜び

ピアノ奏法―音楽を表現する喜び

井上 直幸/春秋社

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少しでもいい演奏が出来ればと思い、かなり昔に買った井上直幸さんの『ピアノ奏法』。良い演奏とは何か、練習はどうしたら良いのか、表現のためのテクニックにはどんな種類があるのか…。易しいことばで具体的に語られるので、とても勉強になります☆最近この本が家にあることを思い出し、大急ぎで読んだのでした(汗)DVDは持ってないので、速攻で注文しました…(笑)!

趣味でピアノをやっているレベルでは、なかなかまとまった知識を得る機会がないと思うのですが、この本では、ピアノのタッチなど一つ一つ解説してあるので、自分でどんな演奏を今しているのか、またどんな演奏方法が他にあるのかはっきりと意識でき、ちゃんとついていければ「表現の引き出し」が増えるような気がします。

ペダリングの①打鍵の前から踏んでおくというところで、「ハンマーが弦を打った瞬間、すぐに倍音が得られ、硬さのないみずみずしい響きが空間を満たします」とありましたが、ズバリ、ドビュッシーの「月の光」の弾き始めでやっていることなので、この曲のペダリングで気を付けていることを挙げるとするならば、まずこれが思い浮かぶようになりました(笑)レッスンのなかで、先生がサラッと説明してくれたのかもしれないのですが、もう記憶の彼方でしたね(汗)実際に、聞いている人に瑞々しく聞こえているかは別問題ですが、「柔らかい音をどうやって出すのか」という質問に、このように答えられたら良いなぁ012.gif

打鍵についても、例えばレッスンで「そこはもっと強く打鍵!」と言われた時に、自分の中で「こういう音を出したいから打鍵をこうしたいのですが…」という考えがあるのとないのとでは、曲の出来が変わってくるのではないかと思いました。まぁ打鍵については弾きやすい曲と弾きにくい曲があるように感じるんですけど(指が太くがっしりしている人はブラームスとか)、どうなんでしょう。。


by fresh-mango | 2017-03-21 16:34 | 音楽を楽しむ | Trackback | Comments(0)

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